どの部屋のどこにいくつコンセントが必要であるかは、ある程度は住宅メーカー側で提案はしてくれますが、最終的には実際に生活する施主にしか判断できません。使う予定の家電や今後必要になる可能性などと照らし合わせて抜かりなく考えておく必要があります。
せっかくの新居が延長コードでカッコ悪くならないように、コンセント追加のオススメ箇所を紹介させていただきます。
1.ダイニングテーブル近く
ダイニングテーブルのすぐそばにあるので、ホットプレートなどを使うときに便利です。また、ダイニングテーブルでパソコン作業するときやスマホを充電しながら使いたいときにも重宝しています。
卓上の場合は普通の縦型のコンセントだとカッコ悪いので、横向きのものをつけてもらいました。
2.寝室カウンター上
我が家の寝室にはふかし壁をつけており、そのカウンター上にコンセントをつけてスマートスピーカーや照明器具、充電中のスマホなどを置いています。枕元にコンセントがあると何かと便利です。
3.キッチン調理台
キッチンの調理台にもコンセントがあると、ミキサーやブレンダーなど電源を必要とする調理器具を気軽に使えるので非常に便利です。
4.リビング収納の中
リビング収納内の上段にWiFiルーターを置くためのコンセントとネット用の配線をつけました。扉がルーバー付きなのも関係しているかはわかりませんが、扉を閉めていても特段電波強度が下がったりはしません。目立つ場所にあるとごちゃごちゃしてカッコ悪いので、収納内にあらかじめ配線しておくことでうまく隠すことができました。
下段手前にもコードレス掃除機の充電用にコンセントをつけました。使いたいときにサッと取り出して使えますし、すぐにしまえるので出しっぱなしにすることもなくなりました。
5.電気自動車対応の屋外コンセント
我が家はまだガソリン車なのですが、将来のことも考えて電気自動車の充電に対応できるようにしてもらいました。
現在は普通の100V電源ですが、別途で配線だけして配電盤にも余裕を持たせているので、将来的に簡単な工事で200V電源に切り替えることができます。
後で一から配線工事するとなると、壁に穴を開けるなど大掛かりな工事になり、費用も多くかかりますので、あらかじめ配線だけでもしておくことをオススメします。
6.庭にも屋外コンセント
我が家には家の正面の駐車場とは別に裏庭があります。そちらにも屋外コンセントを設置しました。裏庭で子供を遊ばせたりバーベキューをする際に、サーキュレーターで涼をとったり照明をつけたりすることができて非常に重宝しています。
番外編:エアコンのコンセントは天井に
エアコンのコンセントって壁付けだと意外と目立ちますし、エアコン本体から離れるとコードがだらんとなったりして余計にカッコ悪くなります。
天井づけすることによって、配線を隠して見た目がかなりスッキリするのでおすすめです。
意外とこちらから言わないとやってくれないのですが、天井づけにするからと言って追加費用がかかることもないので、ぜひ検討してみてください。
結論:コンセントはつけまくろう!
コンセントは足りなくて後悔することはあれど、つけすぎて後悔しているという話は全然聞いたことがありません。
今後、生活スタイルの変化や家具の配置変更などによりコンセントが必要な数や場所は変化していくものなので、個人的には最低でも1壁面に1つはあった方が良いと思います。
コンセント追加のオプションは1つあたり数千円の低額オプションなので、必要かも?と思ったらどんどん追加することをオススメします。