後悔しないために!間取り図作成の流れを解説します

マイホーム新築計画

マイホームの間取りを考えるってめちゃくちゃ夢が膨らむ段階ですよね。

しかしながら、いざ住んでから「こうしておけばよかった…」と後から悔やんでも1番どうにもならないのが間取りです。

住宅メーカーの提案だけに頼らず、自分たちの生活に合わせて、しっかりと考える必要があります。

ここでは我が家の場合の注文住宅の間取り作成の流れをご紹介させていただきますので、参考になれば幸いです。

1.希望条件を羅列する

まずは、こんな家にしたい!っていうのを、なんでもいいから夫婦であーだこーだ言いながら羅列してみました。

  • 4LDK
  • 費用削減のため総2階に
  • 寝室と子供部屋2つと趣味部屋
  • 開放感のある広めのLDK
  • リビングに吹き抜け(採光を考えて)
  • リビング階段
  • 寝室や子供部屋は最低限の広さでいい
  • 収納多め
  • 道路から屋内が見えない
  • ベランダやバルコニーはいらない
  • リビングから庭に出れる
  • 2階にもトイレと洗面
  • ヌックスペース
  • 帰宅動線
  • 回遊動線
  • アイランドキッチン
  • ファミリークローゼット(できれば1階に)
  • 洗濯機から干すまでの動線を短くしたい
  • 室内干しスペース
  • スタディースペース
  • 洗面所と脱衣所は別
  • ベランダ不要
  • シューズクローゼット

めちゃくちゃ多いですよね。笑

2.住宅業者に間取り図作成をお願いする

前項で上げた希望をできるだけ盛り込んだ間取りの作成を住宅業者に依頼しましょう。

そのとき、「これは絶対条件だから譲れない」、「これはできればでいいから盛り込んでほしい」など、優先順位をはっきりと伝えましょう。

全部盛り込んだら予算オーバーの豪邸になってしまうかもしれないので、予定している建築面積、予算についてもオーバーしないように念押ししましょう。

このとき、1社だけでなく数社に作成をお願いして比較してみましょう。ハウスメーカーごとに全く違った図面ができてくるので面白いです。

3.最初の図面が完成

間取りが完成しました!との連絡を受け打ち合わせに行って図面を見ると、、、

saitosan
saitosan

あれだけ伝えたのになんで勝手に建築面積広くして予算オーバーにしてるんだろう?趣味部屋がない?収納少なすぎじゃない?洗濯動線悪くない?脱衣所は?

最初から望み通りの図面がででくることはまずありません。

住宅メーカーも商売なので、売り上げのために少しでも値段を高く、建坪を広く、利幅が大きく、なおかつ施工しやすいように図面を作ってきがちです。こちらで指定しなかったものについても都合の良いように相談なしで勝手に決められてしまうことも多いです。部材についても、いつも仕入れ慣れてるもので作った方が楽ですしね。

4.修正を依頼しながら打ち合わせを重ねる

他の住宅の施工事例からのプロの目線での意見は非常に参考になります。

が、一生に一度の大きな買い物ですから、変に遠慮して何でもかんでも営業担当の言いなりにならないようにしましょう。

「後から修正していけば良いんでー」「今契約するとこんな特典や値引きがー」とか言って、とりあえずで契約を迫ってくる場合も多いです。契約してしまってから、「やっぱりこれはできない」「オプションだから費用が上乗せになる」なんてことを言われても後の祭りです。

値引きや特典に目が眩んで後悔しないように、本当に細かい部分を除いては納得できる図面ができるまでは本契約はしないで打ち合わせを重ねましょう。

5.自分でも間取り図を書いてみる

色んな住宅業者と何回も打ち合わせしましたが、私たちの場合はなかなか納得できる図面になりませんでした。

saitosan
saitosan

展示会した時を意識してるのか見栄え重視で生活動線とかあんまり考えてないな。収納も少ないし。

ということで、業者が作ってきた間取りを参考に方眼紙に自分で書いてみることにしました。

ちなみに日本の住宅は基本的に以下の規格になっているので自分で描いてみる方は参考にしてください。

  • 1マス=910㎜×910㎜
  • 1畳=2マス
  • 1坪=4マス

6.オリジナルの間取りが完成

希望条件をできるだけ盛り込みつつ、手書きで書いたものが汚すぎるので、アプリで図面化してみました。

こんな感じです。※上が北です。

希望条件を全て盛り込むことは難しく、1階のファミリークローゼットやアイランドキッチンなど、この時点でいくつかは妥協しました。

住宅業者に直してもらって正式な間取りを作成してもらう

これが理想の間取りだ!と思っても、所詮素人が作ったものなので、耐震補強や構造上の問題でできないことなどが出てきたりもしますので、あくまで原案として、住宅業者に改めて正式な間取り図をつくってもらいましょう。

後日、住宅メーカーは2つのパターンの図面を作ってきました。

  • 私が書いたものを原案にほぼそのままの間取り図
  • もう1つは全然違う業者オリジナルの図面

自信満々にオリジナルの図面を出してきた営業担当さんには申し訳ないですが、迷わず私が原案を出した方にしました。

構造上の問題で、ここに柱や筋交を入れないといけなくなるんですが本当に良いですか?

吹き抜けもっと広い方が開放的ですよ?寝室狭くないですか?ウォークスルータイプのシューズクロークがトレンドですよ?

自分たちの作ってきた方を選んで欲しかった様子で最後まで粘られましたが、最終的には折れてもらいました。

柱や筋交については特に問題に感じませんでしたし、実際に住んでみても問題なかった、というかむしろ良い感じです。

セカンドオピニオン

利害の絡まない第三者のプロの意見も欲しいと思ったのですが、知り合いにそんな人がいないということで、私の場合はココナラというアプリを活用しました。

私の場合は二級建築士の方にPDFで図面を送って、数千円でアドバイスをもらいました。第三者目線で、建築士としての専門家の意見をもらえたので非常に良かったです。

↓こちらから無料で登録できるので、ぜひ見てみて下さい。

こうして最終的に納得のいく形で、概ね希望通りの間取りで家を建てることができました。

我が家の間取り作成 まとめ

  • どんな間取りにしたいか希望を出しまくる
  • 優先順位をつける
  • 住宅メーカーの提案だけに流されない
  • 本契約は納得できる見積もりと間取り図ができてから
  • ざっくりでも自分で書いてみるのも1つの方法
  • ココナラを活用して間取りのセカンドオピニオンをしよう
saitosan
saitosan

「3回建てないと納得する家は建てられない」とはよく言いますが、少しでも間取りの後悔を無くすために、生活動線や採光などありとあらゆる角度から見て、妥協ぜず流されずじっくり考えましょう。

間取り作成についてはハウスメーカーごとに様々な提案をしてくれます。まずは、色々なハウスメーカー・工務店を比較してみて、良さそうと思った数社に絞ってさらに希望通りになるように詰めていきましょう。

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