家を建てるにはまず土地が必要!
私たちの場合は、自前の分譲地を持つ大手だけでなく地方の工務店での注文住宅も視野に入れていたため、住宅メーカーの営業担当に頼るだけでなく自分たちでも探すことにしました。
我が家の土地探しのプロセスや気をつけたポイントについて紹介します。
まずは土地の希望条件を出しまくる
まずはどんな土地が良いか、希望条件を片っぱしから書き出してみました。
なるべく駅から近い方が良い!駐車スペースは確保したい!庭でBBQしたい!
車通りの少なくて静かなところが良い!子育てしやすい環境ならベスト!
我が家の土地の希望条件
- 予算内であること
- 50坪以上(車2台分の駐車場と庭を確保)
- ハザードマップ該当なし
- 前面道路の車通りが少ない
- 駅から近いこと
- 南向き(日当たり良好)
- 学校や保育園が近い
- 買い物が便利
これらの条件を元に、ハウスメーカーの営業担当さんにも探してもらいつつも、ネットや不動産屋めぐりをしながら自分たちでも土地探しを進めていきました。
しかし…
残念ながら、条件を全て満たすような都合の良い土地はそう簡単に見つかりません。
あった!と思っても
- 大幅に予算オーバー
- 先約済
- 希望しない住宅業者の建築条件付き
大体どれかなんです。
土地は全て一点物。予算内で完全に希望条件にマッチした土地を探し出すのは難しい…。ある程度は妥協が必要かも…。
優先順位と妥協点
無い予算を嘆いてもしょうがないので、優先順位をつけて、妥協点を見つけていくことが、土地探し・マイホーム計画では重要だと感じました。
絶対条件
- 予算内であること
- 50坪以上(家に必要な面積・車2台分の駐車場と庭を確保)
- ハザードマップに該当しない
- 駅から近いこと
この4つは外せない!他の条件は最悪妥協できる…。
ということで、ひとまずこの条件に絞って根気よく土地探しをしました。
大手の不動産サイトなどだけでなく、ネットに情報のないような小さな不動産屋にも足を運び、2〜3ヶ月かけて情報収集をしました。
それで地域の不動産屋で見つけたのがこんな感じの土地でした。
- 予算の半額以下
- 建築条件なし
- 必要十分な面積
- ハザードマップに該当しない
- 駅まで1キロ圏内
- 閑静な住宅街(車通り少ない)
かなり安いので何か理由があるのかと不安になったので、思い切って聞いてみたところ…
元々の広い土地を買いたい人の好きな面積で切り売り分譲した最後の余りで、間口の狭い細長い土地なので敬遠されがちだったのかも。特段いわくつきだとか地盤が弱いとか難点があるというわけでは無いです。最後の1区画ということで、売主の方も早く売ってしまいたいみたいです。なんなら更に値下げ交渉できるかもしれませんよ。
なるほど…!
これは運命の出会いかもしれない!
※結局、不動産屋が交渉してくれて30万円値引きしてもらいました!!
妥協点と対応策
- 縦長の土地 (建物の配置や間取り等が限られる)→ できる範囲で考える
- 西向きの土地 → 間取りや建物構造(吹き抜け等)で採光を工夫する
- 保育園遠い → 車で頑張って送迎する
- スーパー少し遠い → 休日に買いだめする
家の配置や間取りを考える
土地探しは、立地が良ければ全て良しではありません。その土地に、どれくらいの面積で、どの配置に、どんな間取りの家を建てるのかを考える必要があります。
立地が良いからといっても、土地の形や日当たり、その他さまざまな要因で希望通りの家が建てられなくては元も子もありません。
我が家の場合も、この土地を見つけてすぐに契約したわけではありません。実際に契約する前にハウスメーカーと何度も相談・打ち合わせをして、この土地であればどんな家が建てられるかを確認し、間取りもざっくりと決めていました。
建ぺい率や斜線制限などをプロ視点でもしっかり見てもらいつつ、本当に大丈夫かを確認してからその土地にすることを決めましょう。
まとめ
〜土地探しのポイント〜
- 希望条件を片っぱしから書き出す
- 絶対条件とその他に分けて優先順位をつける
- 大手の不動産会社や不動産サイトだけでなく、町の小さな不動産屋にも足を運んでみる
- 格安物件には理由がある
- 後悔しないために、希望条件を妥協するにしてもどう対応するかまでを考えておく
- 毎日根気よく掘り出し物を探す
- 希望の配置や間取りで家が建てられるかをハウスメーカーに相談・確認しておく
我が家の場合はハウスメーカーの紹介ではなく自分たちで土地を見つけましたが、ハウスメーカー自体が自前の分譲地を持っていることも多いです。また、ネット未公開の土地情報を多数持っている場合もあります。
単純な家の性能やデザインだけじゃなくて、魅力的な土地を紹介できるのかどうかもハウスメーカー選びの重要なポイントになります。また、その土地に対しての家の建て方もそれぞれなので、ぜひ様々なハウスメーカー・工務店を比較してみてください。