我が家のスマートホーム計画において大きなテーマである照明のスマート化。そのための重要アイテムがスマート照明、そしてスマート電球です。
今回は、スマート照明・スマート電球導入のメリットについてご紹介します。
シーリングライト型のスマート照明はずっと使ってきたのですが、新しい家では利便性だけでなく多灯照明やスポットライトなどの照明のデザインにもこだわりたいのでスマート電球を導入することにしました。
1.スマートスピーカーやスマホでオン・オフができる
我が家の場合は照明のほとんどをアレクサで操作できるようにしています。リビングのソファから動かずに、または料理中にキッチンから移動することなく、あらゆるシチュエーションで声で操作できるのは非常に便利です。
我が家では、リビング、玄関、洗面室、寝室にスマートスピーカーを設置しています。
また、スマートスピーカーがなくても、スマホアプリからも操作して調光や調色の設定を一括して管理できます。
2.外出先から確認&操作できる
アレクサアプリで外出先から消し忘れを確認することもできますし、帰宅が遅くなる日もあらかじめ照明を点けることができるので防犯対策にもなります。タイマー設定も可能です。
夜に照明が点いてるかどうかで子供や家族が家に帰ってきているかを確認できますし、うちは犬を飼っているので、帰宅が遅くなる日もペットを真っ暗な家で留守番させ続けることが無いです。
3.自由度が高い
生活リズムに合わせてタイマー設定をしたり、複数の照明を同時に操作できるように設定できます。
我が家では、「アレクサ、おやすみ」で、1階全ての照明とテレビがオフになり、リビング階段の照明がオンになるように設定しています。
また、商品にもよりますが、あらかじめスマホアプリで設定しておけば調光や調色の設定を時間やシチュエーションによって変えることもできます。
例えば、我が家の場合は夜22時以降の寝室の照明は暗めの電球色になるように設定しています。またトイレや玄関は夕方以降から早朝にかけての暗い時間のみ人感センサーで点灯するように設定しています。
4.様々な照明機器に対応
照明機器につけるLED電球をスマート電球に変更するだけで良いので、デザイン面での選択肢が広くなります。
最初からスマート対応の照明を買うのではなく、好きな照明器具を選んで購入し、それに合うスマート電球を取り付けています。
5.周辺機器でさらに便利に
前項で少し触れましたが、我が家の場合は玄関やトイレ、廊下など滞在時間が短い箇所は消し忘れ対策で人感センサーを導入しています。
人感センサー付きの照明や電球ってコスパが良くて便利なのですが、デザインが微妙だったり、電球の真ん中にセンサーがついてたりしてカバー付きのものに使用できないことが多いのです…
我が家ではセンサー付き電球ではなくスマート電球+Wi-Fi接続できる別売りのモーションセンサーを使っているので、こんな感じで覆われている照明でも問題なく人感センサーで点灯できます。
センサー自体も都合の良い好きな場所に設置できるので、電球と一体型のものよりも使い勝手が良いです。
しかも、明度センサーも内蔵しているので明るい時間帯は点灯せず、暗くなってからのみ人感センサーが反応するように設定しています。
また、スマートスピーカーやスマホアプリからの操作だけでなく、専用のリモコンで操作できるものも多いので、その方が手っ取り早いときはリモコンで操作してもOKです。
我が家ではスマートボタンも使っています。マウントで壁付もできるし、ボタンのみを磁石で色んなところにくっつけることもできます。動作についても自由に設定できるので、短く押すとオン・オフ、長押しすると明るさが変わるように設定しています。
6.スマート照明・スマート電球の注意点
便利なスマート照明ですが、Wi-Fi環境がマストで必要です。スマホとBluetooth接続できるものもありますが、ネット接続で遠隔操作やタイマー管理ができる方が絶対良いです。
それから、スマート電球のメーカーはなるべく統一した方が良いです。最終的にはアレクサで制御することにはなりますが、初期設定はメーカーごとのアプリになります。アプリを複数入れないといけなくなりますし、それぞれのメーカーごとのやり方で設定しないといけないのでかなり面倒です。
また、スマート電球は当然ながら普通のLED電球より高いです。物によりますが倍以上の値段になるものが多いです。
しかしながら、個人的には利便性を考えると払う価値は十分にありました。
家全部に一気に導入すると結構お金がかかるので、まずはリビングから、など少しずつ試しながら導入してみるのも良いと思います。
我が家の場合は、マイホーム新築予算に組み込んで最初からほぼ全ての照明をスマート照明にしました。
スマート電球のメリットまとめ
- スマートスピーカーやスマホで操作できる。
- 外出先から確認&遠隔操作できるため、消し忘れ対策&防犯対策にもなる。
- 自由度が高く、時間帯やシチュエーションに応じて調光調色その他の設定ができる。
- 普通のLED電球が使える照明なら基本的になんでも使えるため、デザイン面での選択肢も広い。
- 周辺機器(センサーやリモコンなど)でさらに便利に活用可能。
- 注意点としてはWi-Fi環境が必要であることと、普通のLED電球に比べて値段が高いことだが、利便性を考えれば導入する価値は大きい。
スマート電球はさまざまなメーカーが出していますので、ぜひ性能や周辺機器の違いも見比べてみてください。