我が家のデザインのコンセプトはブルックリンスタイル。
我が家はインスタなどでよく見るようなナチュラルでオシャレでカワイイおうち
ではなく、海外の住宅のようなクールでカッコイイ雰囲気にしたかったため、このコンセプトに決めました。
しかし、男前インテリアで注目を浴びて最近人気が高まっているブルックリンスタイルですが、一歩間違えるとめちゃくちゃダサくなります。
100均でもたくさん小物やリメイクシートなどが売っていますが、そればかりになるとかなり安っぽくなってしまいます。
まず、そもそもブルックリンスタイルやインダストリアルスタイルと男前インテリアをごっちゃにして紹介されていることが多いのですが、全くの別物です。テレビや色んなメディアで紹介されている男前インテリアみたいな家はおそらくブルックリンにはありません。
申し訳ありませんが、そういったメディアに取り上げられるような男前インテリアを目指している人は回れ右でお願いします。
マイホーム新築にあたって男前インテリアやブルックリンスタイルをテーマしたモデルハウスを何件か見に行きましたが、え、これダサくない…?っていうのも結構多かったです。
英字プリントはダサい
よくわかんない英語の文が書いてあるデザインの壁紙だったりインテリアがいくつも置いてあることが多いのですが、格好良さよりごちゃついた印象の方が大きくなってしまいます。
100均やニ○リにも謎に横文字推しな小物やリメイクシートなどがたくさん売っていますが、とりあえず横文字を使えば良いみたいな中学生的発想はあまりおすすめできません。
WelcomeとかCafeとか中学英語みたいなのが書いてあると特にダサいです。特段そういった英語のセンスに自信があるか、どうしてもこだわりがあるのでない限りはやめておきましょう。
〇〇〇調プリントはダサい
ダサいブルックリンスタイルにありがちなのが、レンガ調プリント、コンクリート調プリント、木目調プリントの内装・壁紙やインテリアです。
最初に見に行ったブルックリンスタイル&男前インテリアがコンセプトのモデルハウスでは、せっかく床は無垢材フローリングだったのに、木目プリントの家具があってニセモノ感が際立っていました。他にもにレンガ調&コンクリート調プリントの壁紙、謎の英字が書かれた小物のオンパレードとフルコンボで申し訳ないけどちょっとダサい…というのが私たち夫婦の共通認識でした。
特に、木目調の壁紙にプリントされた釘や、コンクリート調の壁紙にプリントされたくぼみやヒビ割れなど、本来立体的であるはずのものやざらつきがあるものが光沢のある形でプリントされてると、よりニセモノ感が倍増してダサくなります。100均のリメイクシートなどがそれの最たるものです。
中途半端に本物の木と木目調プリントを混ぜるなど、本物素材にプリントを混ぜると余計にニセモノが際立ってしまいますので、絶対にやめましょう。
多少お金がかかっても、レンガ模様のリメイクシートや壁紙を使うくらいならレンガタイルを貼る、またはコンクリート調や木目調を取り入れるなら光沢が無くざらつきのある本物っぽいものにするなど、素材感を重視して選ぶことをオススメします。
ブルックリンスタイルにおける大事なテーマの1つとして「ヴィンテージ感」が挙げられます。レンガも木も本物だと経年劣化して傷がついたりしても味が出てそれもカッコよさになりますが、プリントだと傷がついたり剥げたりすると余計に残念さ・安くささが増します。
プリント材は全てダメ、というわけではありません。コスパが良かったり性能やデザインが良いものもたくさんあります。素材感が無いものを避け、使いどころをしっかり考えましょう。
ごちゃごちゃ小物が多いのはダサい
男前インテリアってオープン収納・見せる収納っていうのが定番のようで、おすすめされることが多かったのですが、なんでもオープンにして小物置けば良いというわけではありません。
個人的にオープン収納ってさりげなくあるからこそオシャレだと思ってます。
オープン収納!英語の書いた小物がたくさん!どやー!みたいなのが個人的に1番ダサいです。
いや、人それぞれなので、それが好きな方はそれでも良いんですけども…
そもそもどんなコンセプトの部屋でも、物が多くごちゃごちゃしていたら全然スタイリッシュじゃないし、ホコリ積もるだろうし、掃除が大変そう。
ブルックリンスタイルにしたいから、男前インテリアにしたいから、なんとなく横文字の書いた小物を買ってきて置いておく、シートやポスターを貼る、というのはやらない方が良いです。ポイントを決めて、本当に見せたいお気に入りのものを見せる方がかっこいいと思うし、より愛着が出ると思います。
ダサいブルックリンスタイルにならないために
- 100均の安っぽい小物はなるべく置かない。
- 余程センスに自信があるかこだわりがない限りは、英字プリント柄の多用は避ける。
- 無垢材、レンガ、コンクリート、アイアンなど素材感にこだわり、基本的にプリント材、プリントシートなどは100均のものは避けて、ニセモノ感が際立たないように使いどころに気をつける。
- ものをごちゃごちゃ置かず、オープン収納には選りすぐりものだけさりげなく置く方がカッコいい。
色々と述べましたが、”こういうのがダサい”っていうのはあくまで私の主観なので、最終的には自分が気に入った部屋であればどんなのでも良いとは思います。
が、友人などを家に招いた際に、センス良いねって思ってもらえるような家づくりの参考になれば幸いです。